高梨沙羅、大会前から痛み抱えていた左膝…24日の転倒で「脛骨骨挫傷」　開催地に「特別な感情」も無念

高梨沙羅
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　スキージャンプ女子で、24日の公式練習で負傷し世界選手権（スロベニア・プラニツァ）の個人ラージヒルなどを欠場した高梨沙羅（クラレ）が28日、自身のインスタグラムを更新し、思いをつづった。

　高梨は世界選手権で23日の個人ノーマルヒルで20位。24日の公式練習で転倒し、25日の団体と、26日の混合団体も欠場。この日に個人ラージヒルの欠場も発表されていた。病院での検査結果は「脛骨骨挫傷」だった。

　大会前から左膝に痛みがあり、悪化したところに公式練習の転倒が追い打ちをかけた。「本来はご迷惑をお掛けする前にやめるべきところ、第二のホームとも言える程の期間を過ごしているプラニツァでの世界選手権には特別な感情があり、最後まで諦めきれませんでした」とつづった。

　「ノーマル個人戦に出場するにあたり出来る限りのケアを施して、飛ばせて下さったトレーナーさんやサポートして下さったチームの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです」とし、「今後は左膝の感覚が戻るまでは、治すことに注力し、テレビの前で全力でチームの応援したいと思います」と悔しさを押し殺した。