沙羅「調子を合わせられず、もどかしい気持ち」　7日からノルディック女子W杯

取材に応じる高梨沙羅＝6日、大倉山
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　国内3季ぶりの開催となるノルディックスキー・ジャンプ女子のW杯は7日から札幌・大倉山ジャンプ競技場（ヒルサイズ＝HS137メートル）で2連戦を行う。

　6日の予選は海外チームの器材到着が遅れたため順延され、公式練習のみ。高梨沙羅（26＝クラレ）は109・5メートル、111・5メートル、115メートルの3本を飛び、「自分の中で（国内開催を）楽しみにしていたが、ここに調子を合わせられず、もどかしい気持ち」と心境を語った。

　今季はW杯個人9戦を終え最高は5位。「失敗の中で学ぶことは多い。順位を気にし過ぎて守りの姿勢にはなりたくない」と前を向いた。