高梨沙羅　W杯今季開幕戦で6位　表彰台逃すも4度目の五輪へ再スタート

ノルディックスキーW杯ジャンプ女子個人第1戦 （ 2022年11月5日    ポーランド・ビスワ　ヒルサイズ＝HS134メートル ）

女子個人第1戦、高梨沙羅の飛躍（共同）
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　開幕戦は決勝が行われ、男女通じてW杯歴代最多の63勝を誇る高梨沙羅（クラレ）は1回目に121メートル、2回目に122メートルを飛び、合計233・10点で6位だった。1回目は3位に付けたものの、気象条件の良かった2回目も距離を伸ばせず、通算114回目の表彰台を逃した。

　3大会連続出場となった今年2月の北京五輪の混合団体でスーツ規定違反による失格処分を受けた高梨は、一時は引退を検討したものの、6月に現役続行を表明。「五輪の借りは五輪で返したいと思う」と語り、4年後のミラノ・コルティナダンペッツォ大会でのリベンジに向けて再スタートを切った。