元“忍者女子高生”泉ひかり、2年連続2度目の日本一　初の世界選手権「悔いのないようにやり切りたい」

＜第3回パルクール日本選手権＞女子スピードで2年連続2度目の優勝を飾った泉ひかり
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　派手なアクションで人気の新競技パルクールの第3回日本選手権が9日、東京・有明アーバンスポーツパークで行われ、女子スピードは泉ひかり（26＝TOKIOインカラミ）が2大会連続2度目の優勝を飾った。

　予選を43秒68で1位通過した泉は、決勝では41秒08とタイムをさらに短縮して圧勝。「無事に最後まで怪我なく走れてホッとしています。たくさんの方が見に来てくれて、ちょっと緊張してたんですけど。最後まで自分らしく走れたんじゃないかと思います」と笑顔を見せた。

　2014年に公開された「C.C.レモン」のウェブCMで“忍者女子高生”として話題を集めた。現在は女子の第一人者としてパルクールを盛り上げていく役割を担う。泉は「トレーニングから派生したので、人との競争というより、どれだけ成長できたか、適応できるかが大切。その場所と出会った時、何をするかは自由。人によってやることが違う面白さがあるので、そういった個性や動きの多彩さを楽しんでほしい」とパルクールの魅力を熱く語り、14日に同会場で開幕する第1回世界選手権へ向け、「自分のベストを尽くし、悔いのないようにやり切りたい」と力を込めた。