【世界陸上】北口榛花 全体トップで決勝進出「もっといけると思う」

[ 2022年7月21日 10:35 ]

陸上・世界選手権第6日 ( 2022年7月20日    米オレゴン州ユージン・ヘイワードフィールド )

世界陸上・女子やり投げ予選で1投目で今季自己最高の64メートル32を投げて決勝進出を決めた北口榛花(AP)
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 女子やり投げ予選が行われ、日本記録保持者の北口榛花(JAL)が1投目で、無条件で決勝進出となる62メートル50を超える64メートル32の投てきを見せて、日本勢として11年ぶりに決勝の舞台に駒を進めた。予選A、B組を合わせて全体でトップ通過にもなった。

 競技後、取材エリアに現れた北口は笑顔を交えて振り返った。

 「前回の世界陸上で、6センチ差で予選落ちしたので、集中して臨んだ。凄い飛んだ感じはしなかったけど、64という数字は自分の中で越したかったけど越せなかった数字だったので。今回、1投目で越せて良かった」

 決勝は22日(日本時間23日)。メダルの期待も高まるが、本人は以前と変わらず入賞を目標に定めている。

 「決勝になったら別人になる選手がたくさんいるので。自分は自分のことに集中して頑張ります。全部の力を使い切ったかというと、そこまで反応はない。もっといけると思います」

 周りに左右されず、自分と向き合いながら決勝にも臨む。

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