フェンシング世界選手権 男子エペ個人・見延 日本勢初銀メダル

[ 2022年7月21日 05:30 ]

フェンシング世界選手権男子エペで日本人初となる銀メダルを獲得した見延和靖(日本フェンシング協会提供)
Photo By 提供写真

 フェンシングの世界選手権第5日は19日、カイロで行われ、男子エペ個人で見延和靖(35=ネクサス)が銀メダルを獲得した。日本協会によると、エペ種目での日本勢のメダル獲得は史上初。昨夏の東京五輪で主将として団体金メダルに貢献した見延は3回戦で山田優(28=山一商事)、準々決勝で加納虹輝(24=JAL)と団体メンバーを下して4強入り。決勝では東京五輪金メダリストで世界ランク1位のロマン・カノヌ(25=フランス)に12―15で敗れた。

 6月の沖縄合宿でレジャーに興じたと週刊誌に報じられる“騒動”を乗り越えての快挙。見延は「最後まで勝ち切ることができず、日本の強さを証明できなかったことが悔しい。団体戦ではチーム一丸となって金メダルを勝ち取りたい」とコメントした。

続きを表示

2022年7月21日のニュース