ジャンプ・高梨沙羅　インスタで現役続行表明「まずは自分の期待に応えられるよう精進したい」

ジャンプ女子・高梨沙羅
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　ノルディックスキー・ジャンプ女子の高梨沙羅（25＝クラレ）が17日、自身のインスタグラムで現役続行の意向を表明した。新シーズンに向けて合宿に入っていることを明かした上で、「今はまだ応援してくれている人たちの期待に応えられる自信はないけれど、まずは自分の期待に応えられるよう日々練習を重ねチームに貢献できるよう精進したい」などと心境をつづった。

　W杯でジャンプ歴代最多の63勝、18年平昌五輪銅メダルなどの実績を誇る高梨は、3度目の五輪となった2月の北京五輪では個人4位にとどまると、新種目の混合団体では1回目にスーツ規定違反で失格に。結果的にメダルを逃し、インスタで「今後の私の競技に関しては考える必要があります」と現役引退に含みを持たせていた。

　五輪シーズンはその後もW杯に参戦したが、去就については「しっかり自分の中でも考えて、周りの人たちとも話し合いをしないといけない」と態度を保留。その後は公の場に姿を見せていなかったが、充電期間を経て、現役続行の決断に至ったもようだ。22～23年シーズンは3季ぶりに国内でのW杯開催実現に期待が高まっており、再び日本の空で活躍を見せてくれそうだ。