小さくて見逃す!?偉大なマスターズ創設者ボビー・ジョーンズ像

[ 2022年4月8日 02:30 ]

ボビー・ジョーンズ像
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 【From Augusta】ゴルフの祭典マスターズが開催される米ジョージア州オーガスタから、現地の生情報を届ける企画「From Augusta」を大会期間中に計5回お届けする。第1回はコースにある球聖ボビー・ジョーンズ像。大会創設者の像は意外と…。

 オーガスタ・ナショナルGCのクラブハウスはコースの高台に位置し、各ホールを見渡すことができる。そのクラブハウス横にある関係者限定のグッズショップの前、1番ホールの右側に位置するのが大会創設者のボビー・ジョーンズ像だ。意外なことに、小さい。1番を歩くパトロンが見逃してしまうのではと思うほどに…。

 1930年に史上初のグランドスラムを達成し、生涯アマチュアを貫いたことでも知られるジョーンズ。アトランタ出身で、果樹園だった当地を一目見て気に入り、オーガスタ・ナショナルGCを創設。1934年に大会が始まった。

 ヒッコリーシャフトが、時刻を知らせる日時計になっており、そのサイズは約40センチほど。日本のゴルフ場でも、ゆかりのある人物の像を見かけるが、等身大や1メートルを超える大きなものが多い。コースや大会への多大なる功績とは対照的に、小さな像が今年も幕を開けたマスター(達人)たちのプレーを静かに見守っている。

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2022年4月8日のニュース