21歳の川除大輝、金メダル!若きホープが悔しさバネに実力証明 北京パラスキー距離

[ 2022年3月7日 12:17 ]

北京冬季パラリンピック第4日 ノルディックスキー距離 ( 2022年3月7日    国家バイアスロンセンター )

男子20キロクラシカル立位で金メダルを獲得した川除大輝の力走(AP)
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 男子20キロクラシカルが行われ、男子立位は日本選手団旗手で、21歳の川除大輝(日立ソリューションズJSC)が初の表彰台となる金メダルを獲得した。

 21歳が、悔しさをバネに実力を証明した。今回で2大会連続のパラリンピックとなった川除。初出場だった18年平昌は日本選手団最年少の17歳で挑むも、個人3種目全てで入賞を逃していた。

 あの平昌の舞台から4年。19年には世界選手権で優勝するなど、確かな実力をつけてきた。「平昌よりも良い成績を出すのは必ず」と意気込んだレースで初のメダルを手にした。

 ◇川除 大輝(かわよけ・たいき)2001年(平13)2月21日生まれ、富山県出身の21歳。富山・雄山高―日大スポーツ科学部3年。両上肢機能障がい。小3の時にパラノルディックスキーを始めた。18年平昌パラリンピック男子立位20キロフリー9位。日立ソリューションズJSC所属。

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