【全日本実業団対抗女子駅伝】初Vの積水化学、全6選手&監督の喜びの声

[ 2021年11月28日 16:25 ]

全日本実業団対抗女子駅伝 ( 2021年11月28日    宮城県松島町文化観光交流館前―弘進ゴムアスリートパーク仙台、6区間42・195キロ )

<第41回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会>記念撮影する積水化学の(左から)森、卜部、佐藤、弟子丸、木村、新谷(撮影・河野 光希)
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 全日本実業団対抗女子駅伝(スポニチ後援)は28日、宮城県松島町文化観光交流館前―弘進ゴムアスリートパーク仙台の6区間、42・195キロで行われ、積水化学が2時間13分03秒の大会新で初優勝した。2位は資生堂、3位にはデンソーが入った。

 積水化学の全6選手と野口英盛監督のコメントは以下の通り。

▽1区(7・6キロ)で9位発進 森智香子(29)あとの区間に強い選手たちがいたので、自分がしなきゃいけないことに集中して、みんなのためにいい位置でつなごうと走りました。

▽2区(3・3キロ)で区間新で4人を抜いて区間賞 卜部蘭(26)チームの優勝のために少しでも勢いをつけられるようにという思いが区間賞につながってすごくうれしいです。個人の五輪出場で多くの方に応援して頂いたので、その分も含めて駅伝で恩返しできるようにと思っていたので、チーム一丸となって優勝できてとてもうれしいです。

▽3区(10・9キロ)で区間2位でトップに浮上 佐藤早也伽(27)1、2区の選手が本当にいい流れで持ってきていただいたので自分が上に立つという強い思いで走れました。よかったです。。

▽4区(3・6キロ)区間16位も1位を死守 弟子丸小春(20)3区の佐藤選手が差をつけて来てくださって自分らしいのびのびとした走りで新谷さんに1位でタスキを渡すことができて本当によかったです。

▽5区(10・0キロ)区間新の力走で1位をキープ 新谷仁美(33)区間2番なんですが、まず予定と非常に違ってたので…予定では私に花を持たせてくれるっていうふうに区間配置してくれたはずなんですけど、なんか全然予定と違ったんで区間2番になりました。なので、4区までの選手のせいで私は区間2番になっちゃいました(笑いながら)。でもすごくうれしいです。念願の駅伝の優勝。駅伝で優勝に勝るものはないので、それをつかむことができ、そしてこのメンバーで積水化学の強さを全国に見せつけられたのがうれしいです。

▽6区(6・795キロ)区間2位で後続との差を広げゴール 木村梨七(19)前の方たちがここまで差をつけて下さるとは思っていなかったので、あまり硬くならずに自分のペースで走ることができました。

▽野口英盛監督 優勝の実感はないです。3区あたりで、いい位置での走りだったので、予定よりもかなりいいレースができた。本当に走った選手とサポートに回った選手、スタッフに感謝です。選手たちが昨年負けた悔しさを糧に、この1年間やってきてくれた成果が出た。本当に選手を誇りに思うし、おめでとうの一言しかない。

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