ウィザーズ5連勝 最大19点差を逆転 第4Q終盤に連続14点 53年ぶりの13戦10勝

[ 2021年11月16日 11:44 ]

雄叫びをあげるウィザーズのハレル(AP)
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 八村塁(23)がまだ合流していないウィザーズは15日、地元ワシントンDCでペリカンズを105―100(前半41―58)で下して10勝3敗。得点リーダーのブラドリー・ビール(28)は母方の祖母の死去に伴って2試合連続で欠場したが、5連勝を飾って東地区全体首位の差を堅持した。

 ホームでは今季7戦6勝で、2位ネッツ(10勝4敗)とは0・5ゲーム差。開幕13戦10勝は1968年以来、実に53シーズンぶりで、13戦11勝を飾った1974年シーズンに次ぐチーム史上2番目の“開幕ダッシュ”となった。

 ウィザーズは第3Qの開始早々に19点差(41―60)をつけらるなど今季2勝しかしていないペリカンズに苦戦。しかし第4Qの5分34秒からの5分7秒間で連続14点を入れて一気に試合をひっくり返し、そのまま逃げ切った。

 スペンサー・ディンウィディー(28)が後半での19得点を含む27得点と9アシストをマークしてチームをけん引。ケンタビアス・コールドウェルポープ(28)も4本の3点シュートなどで18得点を稼ぎ、土壇場では貴重なスティールも記録して勝利に貢献した。

 ビールに代わって先発しているアーロン・ホリデー(25)も12得点。ベンチから出た2季目のデニ・アブディヤ(20)は15得点、モントレズ・ハレル(27)も11得点と10リバウンドを記録しており、チーム一丸となった戦いで逆転勝利を収めた。

 ペリカンズは2勝13敗。復帰2戦目となったブランドン・イングラム(24)が31得点、センターのヨナス・バランチューナス(29)が16得点をマークしたが、第4Qで20―32と後手に回って勝機を逃した。

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