北京冬季五輪 聖火採火式をギリシャで無観客開催、妨害行為も無事終了

[ 2021年10月19日 05:30 ]

北京冬季五輪の聖火採火式がギリシャ西部のオリンピア遺跡で行われた(AP)
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 来年2月4日に開幕する北京冬季五輪の聖火採火式が18日、古代五輪の舞台だったギリシャ西部のオリンピア遺跡で行われた。新型コロナウイルスの影響で東京五輪に続いて無観客での式典となった。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長や大会組織委員会とIOCで副会長の于再清氏が出席。伝統儀式に倣って、みこ姿の女性が太陽光から火を採った。

 途中で、チベットの自由を訴えて妨害しようとする行為があったが、式典は無事に完了。聖火は19日にアテネのパナシナイコ競技場で組織委へ引き継がれる。中国には空路で20日に到着する見通し。

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