平野歩夢 予選敗退も…“二刀流”挑戦に称賛の声続出「夢見させてもらった」「心ときめいた」

[ 2021年8月5日 12:43 ]

スケートボード男子パーク・予選に登場した平野歩夢(ロイター)

 競技のスケートボードはきょう5日、男子パーク予選が行われ、予選4組に登場した冬季五輪スノーボードハーフパイプで2大会連続銀メダルの平野歩夢(22=TOKIOインカラミ)は予選14位で決勝進出とはならなかった。夏冬のメダリストを目指した平野の“二刀流”の挑戦にツイッター上では「平野くん」「平野歩夢」がトレンド入りした。

 14年ソチ、18年平昌冬季五輪スノーボード男子ハーフパイプの銀メダリストの平野。日本人の五輪夏冬出場はスピードスケートと自転車の橋本聖子現五輪組織委会長らに次ぐ5人目となった。夏冬メダリストとなれば日本人初。世界でも過去に5人しかいないという偉業達成を目指したが、予選敗退で夢途絶えてしまった。

 平野は、1本目にラストの大技で惜しくも失敗し58・84点。2本目は大技をきっちりと決め、62・03点を叩き出した。3本目は逆転での予選通過を狙い、果敢に挑戦したもののミスがあり38・72点。決勝進出のラインには届かず予選14位で敗退となった。

 平野の二刀流の挑戦にネット上では「夏冬オリンピック出られる実力はすごい!夢見させてもらった」「挑戦かっこよかった」「スノボとスケボ二種目に挑戦するというその姿勢が素晴らしい」「夏冬両方のチャレンジ精神にはリスペクトの他ない」「次は冬季に期待します!」「スノーボードでまた魅せてください」「久しぶりに心ときめいた」「冬のオリンピックもすぐ控えてるのに、チャレンジした勇姿を称えたい」「本当によく頑張ったと思う」と健闘を称える声が多く寄せられた。

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2021年8月5日のニュース