マスターズ優勝の松山が復帰戦に向けて会見「少し余裕を持って自分を見られる」

[ 2021年5月12日 06:34 ]

松山英樹(AP)
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 男子ゴルフのメジャー、マスターズで優勝した松山英樹(29=LEXUS)が11日、ツアー復帰戦となるAT&Tバイロン・ネルソン(13日開幕、米テキサス州)に向けた公式会見に出席した。

 ――初めてのコースだが?
 「昨日アウトの9ホール回って、いい感触で回れるイメージはある」

 ――マスターズで優勝後、この1カ月はどう過ごした?
 「日本に帰っていたけど、2週間は(隔離で)何もできなかった。その後、両親に会いに行ったり、子どもと会ったりしている中で、徐々に実感がわいてきた」

 ――帰国中印象に残ることは?
 「帰ってすぐは僕のニュースをやっていたので、それを見ているのは不思議な感じで、外に出られなかったので誰とも会わずにニュースを見ているのは面白いというか、違和感はありました」

 ――自分の記事は読んだ?
 「そこまで見るのは初めてだし、恥ずかしい、くすぐったい感じがした」

 ――マスターズ勝って新しい目標があるか?
 「マスターズが終わって、優勝したことで、今までだったらどこがいけなかったとか、優勝してもそういう気持ちがあった。今回は全然ならなかった。練習も米国に帰ってきて今週に入ってやり始めたくらいなので。次の目標は全米プロがあるけど、今週まず自分をいい状態にすることが大事かな。ちょっと時間がかかりそうな雰囲気はあるけど、頑張りたい」

 ――これからメディアの取材も凄くなる
 「当然うれしいこともあるし、悪い時は放っておいてよということもあるけど、それも含めてもっともっと成長していかないといけないなと思っている」

 ――マスターズの映像は見た?
 「ニュースでやっていたのでちょっと見た。緊張しているなというのは改めて。そこで戦ったのは自分だけど、見てまた緊張している自分がいた」

 ――グリーンジャケットはどこで着た?
 「自分の両親には着てもらったし、自分の知っている人には見せに行った。日本に帰って着たのは2回くらいだけど、それはメディア(記者会見)と日本の首相と会った時、それ以外は持っているけど着てはいない」

 ――マスターズ優勝で自分を見る目かわった?
 「勝ったことによって少しほっとしたというか。勝てなかった自分がいる中で次に勝ったのがマスターズですごくほっとしている。これからもっとツアーでもメジャーでも勝ちたいと思っている。その中で今までみたいに追い込んで、追い込んでというよりは少し余裕を持って自分を見られるんじゃないかと思っている」

 ――来年のチャンピオンディナーはすしを出すのか?
 「すしを出したいなと思っているけど、みんなが好きかどうか分からないので、そういうのも聞ける人には聞いて、すしとか、日本には凄くおいしいお肉もあるので、そこも考えながら過ごしている」

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2021年5月12日のニュース