女子63キロ・田代未来、5試合オール一本勝ちで復帰戦優勝 “強豪不在”も悲願メダルへ再始動

[ 2021年3月7日 05:30 ]

柔道グランドスラム(GS)タシケント大会第2日 ( 2021年3月6日    ウズベキスタン・タシケント )

女子63キロ級3回戦、スペイン選手(下)を攻める田代未来(国際柔道連盟提供)
Photo By 共同

 男女計4階級が行われ、東京五輪女子63キロ級代表の田代未来(26=コマツ)、同70キロ級代表の新井千鶴(27=三井住友海上)は、ともに約1年1カ月ぶりの実戦で優勝した。準決勝で敗れた男子81キロ級の永瀬貴規(27=旭化成)は銅メダルを獲得した。

 田代が5試合オール一本勝ちで、約1年1カ月ぶりの復帰戦を制した。初戦の2回戦は寝技で制すと、3回戦は大内刈りで一本勝ち。準決勝も得意の足技を披露し、スロベニア選手との決勝は1分も要さずに小外刈りで鮮やかに一本を奪った。

 今大会は“天敵”と言える16年リオ五輪銀メダリストのアグベニェヌ(フランス)ら欧州の強豪が不在。東京五輪の女子代表で唯一連続出場となる26歳が、悲願のメダル獲得へ再始動した。
 

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2021年3月7日のニュース