宮原知子は209・75点「失敗はあったけど、やれることはできた」

フィギュアスケート全日本選手権最終日 （ 2020年12月27日    長野市ビッグハット ）

＜全日本フィギュアスケート選手権最終日＞女子フリー、演技をする宮原知子（撮影・小海途　良幹）
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　女子フリーが行われ、今季初戦となった宮原知子（関大）は143・27点をマークし、合計209・75点とした。

　14～17年に4連覇した22歳は、冒頭の3回転ルッツ―3回転トーループを決めると、ミスなく終盤を迎えた。最後のダブルアクセル―3回転トーループで大きくバランスを崩したが、表現力は圧巻だった。「失敗はあったけど、やれることはできたかな。試合で不安になってしまうメンタルの部分は、小さな手応えは得られた」と話した。

　来年については「これまでと変わりなく、プログラム1つを作品として仕上げたい」と力を込める。1月中旬までは日本に滞在するが、その後、拠点のカナダに戻るかどうかは新型コロナウイルスの影響もあり、「何とも言えない」とした。