7位・山梨学院大は2年ぶり箱根路へ 底上げ成功、飯島監督「少しでも上の順位を」

[ 2020年10月17日 12:09 ]

第97回東京箱根間往復大学駅伝予選会 ( 2020年10月17日    東京・陸上自衛隊立川駐屯地 )

 山梨学院大は10時間30分50秒で7位に入り、2年ぶり34回目の本大会出場を決めた。負傷で別メニュー調整だったという森山主将以外は、前日のミーティングの際に設定したタイムをクリア。飯島監督は「大変うれしいです。昨年に連続出場記録が途絶えたので、今年絶対戻るぞと。森山主将中心にきつい練習にも耐えてくれた」と率直な感想を口にした。

 シンスプリントで1カ月以上も走れない時期があったという森山主将も予選を走り抜き「非常にうれしく思っています。要因は1人1人が目標タイム以上、大幅の自己ベスト更新でゴールできたこと。12番目の選手もベストで帰ってきている。底上げができていたのが予選通過の要因」と語った。

 山梨学院大にとって令和初の箱根路となる。コーチから昇格して監督としても初の本戦を迎える飯島監督は「勝負ごとですので、少しでも上の順位を目指す」と語り、森山主将も「本戦では1区か2区を走って、区間賞を狙える走りができるよう仕上げたい」と決意を新たにしていた。

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2020年10月17日のニュース