ウィザーズが強敵セルティクスを撃破 今季2度目の連勝 しかしまた故障者!

[ 2020年1月7日 11:02 ]

第2Q開始早々、右足首を負傷して倒れこんだウィザーズのマシューズ(AP)
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 NBAウィザーズは6日、地元ワシントンDCでセルティクスを98―94(前半51―40)で下して12勝24敗。イッシュ・スミス(31)が27得点、ジョーダン・マクレー(28)が19得点、アイゼイア・トーマス(30)が17得点をマークするなどバックコート陣が奮闘し、同点は2度あったものの、一度もリードを許さない「Wire―to―Wire」で今季2度目の連勝を飾った。4日には西地区全体2位のナゲッツに勝っていたが、東地区全体2位のセルティクスも撃破。依然として東地区全体の12位と低迷しているが、ホーム6連戦の最終戦を白星で締めくくった。

 ただしチームにとってはさらなる“悪夢”と直面した試合。第2Qの1分14秒、新人のシューティング・ガード、ギャリソン・マシューズ(23)がセルティクスのジェイソン・テータム(21)と接触した際に右足首を痛めてプレー続行不能となった。同選手は今季14試合に出場して6・6得点。3点シュートの成功率は43・9%に達しており、12月30日のヒート戦では28得点を記録していた。

 ウィザーズは「鼠径部の挫傷」と診断されている八村塁(21)らの離脱で「故障者特別条項」の適用を受けて契約していたフォワード、ジョナサン・ウィリアムス(24)をこの日になって解雇。10日間の適用期間が終了したためで、同選手の出場は6試合(平均5・5得点)に終わった。また新人ポイントガードのジャスティン・ロビンソン(22)も解雇し、保有選手は「2―WAY契約」のマシューズとセンターのアンジェイ・パセシュニックス(24)を含めて17人。しかしマシューズが負傷したためにこのうち8人が「故障者」となり、現時点でコートでプレーできる選手はついにひとケタの9人となってしまった。

 セルティクス戦でも、プレーができないブラドリー・ビール(26)とトーマス・ブライアント(22)の2人をベンチ入りメンバーとして登録したほど。マシューズが離脱すると、次戦(8日)のマジック戦での選手ローテーションが困難になるため、さらなる緊急補強が必要になりそうだ。

 セルティクスはチーム最多の22・5得点を挙げていたガードのケンバ・ウォーカー(29)が風邪で体調を崩して3試合連続の欠場。ジェイレン・ブラウン(23)が23得点を挙げたものの連勝は3で止まって今季成績は25勝9敗となった。

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