オーストラリア、終盤底力でボーナスポイント獲得 視線は準々決勝へ

[ 2019年10月11日 23:03 ]

ラグビーW杯1次リーグD組   オーストラリア27―8ジョージア ( 2019年10月11日    エコパ )

トライを決めるオーストラリアのコロイベティ(AP)
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 前回準優勝のオーストラリアが終盤に底力を見せた。後半19分、WTBコロイベティが鋭いステップを織り交ぜ、約55メートル独走トライを決めると、同34分にはモールを押し込んでフランカーのデンプシーがトライ。終了直前に途中出場のSHゲニアも左中間に飛び込み、ボーナスポイントも獲得した。

 前半34分にNo・8ナイサラニがシンビンとなる数的不利もクリア。ラインアウトなどセットプレーも安定し、チュイカ監督は「FWがうまく対応した」と評価。「バックスの仕留める力を上げていければ」とイングランドとの対戦が有力な準々決勝を見据えた。イングランドは、フランスとの1次リーグ最終戦が台風19号の影響で中止。「それが有利となるかは、土曜日(19日)に分かる。過去の戦績も関係ない」とチュイカ監督は語気を強めた。

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