バレーW杯 日本がケニア下し3勝目 中田監督、ストレート勝ちに安ど「相手のミスに助けられた」 

[ 2019年9月23日 21:31 ]

バレーボール 女子W杯第7戦   日本3―0ケニア ( 2019年9月23日    北海きたえーる )

バレボール全日本女子・中田久美監督
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 バレーボール女子のワールドカップ(W杯)第7戦が行われ、中田久美監督(54)率いる世界ランキング6位の日本は同20位のケニアに3-0(25-18、25-22、25-20)でストレート勝ち。第2セットから出場した古賀(NEC)がチーム最多の13得点をマークするなど活躍し、大会3勝目を手にした。これで通算3勝4敗。日本は残り4試合。次戦、24日には同4位ブラジルと対戦する。

 中田監督は「昨日の敗戦から切り替えるというところでは、本当にケニア戦は大事な試合で、ストレートで勝ててよかったと思います」と安どの表情。前日のアメリカ戦でチーム最多23得点を挙げた石川(東レ)や代表初選出の長内(日立)をスタメン起用し、第1セットから存在感を見せたことについては「ブラジル戦も踏まえての色々な課題だったりとか、選手のモチベーションだったりとか、そういうところを積極的に試していこうと」と狙いを語った。

 第2、第3セットではセットポイントからの連続失点が目立った。「相手のミスに助けられた部分もいっぱいあると思いますし、最後までケニアのクイックに対しては対応できなかったということは大きな課題だと思います」と危機感も口にしていた。

 出場12チームは1回戦総当たりのリーグ戦を行い、勝利数や勝ち点などを基に順位を決定する。全勝対決となった中国―米国は、前回覇者で2016年リオデジャネイロ五輪優勝の中国がストレートで完勝して7連勝。ロシアは3―0でアルゼンチンを下して6勝目(1敗)を挙げた。

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2019年9月23日のニュース