渋野、藍以来のルーキーイヤーで獲得賞金1億円突破「次の目標は賞金女王」

[ 2019年9月23日 05:30 ]

女子ゴルフツアー デサントレディース東海クラシック最終日 ( 2019年9月22日    愛知県 新南愛知CC美浜C=6437ヤード、パー72 )

18H、ホールアウトし、野沢真央(左)と笑顔でハグする渋野日向子(撮影・椎名 航)
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《渋野と日向子と一問一答》

 ――8打差の大逆転です。
 「自分も驚きです。(スコアが)こんなに伸びると思ってなかったし、ノーボギーで回るとかも。土日は天候が怪しかった中、まさか、雨が降らないとか、朝は風が吹かないとか、そういうのも幸運だったと思います」

 ――申ジエ、イ・ミニョン、テレサ・ルーら実力者が崩れました。
 「プレーオフか、逆転はあるなあと思っていたのでビックリしましたね」

 ――3日間大会は初優勝。4日間との違いは。
 「3日間は一日も無駄にできない」

 ――獲得賞金が1億円を突破した。
 「あまり実感は湧いてない。次の目標は賞金女王。申ジエさんと1000万円差なので、残りの10試合をほぼ全部上位争いしていかないと届かないと思う」

 ――ルーキーイヤーの1億円突破は日本人では宮里藍さんだけでした。
 「あらっ!自分でも予想してない結果ばっかりなので今年は。なかなか(現実に)ついていけてないですね」

 ――優勝スピーチでこの1カ月、葛藤があったという話をしていました。
 「コニカミノルタ(日本女子プロ選手権)が終わったことで、何かが吹っ切れたのか、本当にこの試合からは、ありのままの自分で頑張りたいと思っていたので」  

 ○…渋野はこの日の優勝賞金1440万円を加え、生涯獲得賞金で1億643万4570円。ツアー24戦目での1億円突破は、日本人選手では現米ツアーメンバーの畑岡奈紗(17戦)に次ぐ史上2番目の早さ。20歳311日での1億円は宮里藍(19歳141日)、畑岡奈紗(20歳245日)に次ぐ日本人3番目の若さ。

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