WTB松島 2試合連続トライがノルマ! ラグビー日本代表、3日トンガ戦

[ 2019年8月2日 13:42 ]

ラグビーリポビタンDチャレンジカップ パシフィックネーションズ2019日本ラウンド第2戦   日本―トンガ ( 2019年8月3日    大阪・花園ラグビー場 )

<日本代表練習>試合前日の公開練習を行った松島(左)=撮影・成瀬徹
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 2戦連続のトライを宣言だ。日本代表は2日、トンガ戦を翌日に控えて花園ラグビー場で前日練習を行い、右ウイングで先発する松島幸太朗(26=サントリー)が7月27日のフィジー戦に続くトライ奪取をノルマに掲げた。

 松島は日本代表の今季初戦となったフィジー戦でも14番で先発して、チーム唯一の2トライを記録。本来のポジションはフルバックだが、再び点取り役を求められるポジションでの先発となり、「ウイングなので、トライにこだわっていきたい。チャンスがあれば、積極的に取りに行きたい」と堂々宣言した。

 1週間前は印象深いトライシーンの主役だった。前半の1本目は自陣のラインアウトでフッカー堀江(パナソニック)からのスローイングをダイレクトでキャッチするサインプレーで前進すると、その後ゴール前でSH茂野(トヨタ自動車)の背後を勢い良く走り込みながらラストパスを受けてインゴールに飛び込んだ。

 後半の2本目はCTBラファエレ(神戸製鋼)のタックルで相手が落としたボールに足を差し出し、そのままサッカー選手顔負けのドリブルでインゴールに運んでトライ。外側でパスを待つだけでなく、FB同様に機を見てチャンスに顔を出すシーンはトンガ戦でも見られそうで、「内側にも入ったりするので、ある程度はボールはもらえる。チャンスの見極めをしっかりしたい」と眼を光らせた。

 4年前のW杯イングランド大会に続く2大会連続出場を目指す松島だが、代表入りやポジションが約束されているわけではない。バックスリー(WTB、FB)ではフィジー戦で先発した福岡(パナソニック)に代わり、今回はレメキ(ホンダ)が先発。厳しい競争にさらされているだけに、「どのポジションでも高いレベルのパフォーマンスを出したい」と言い切った。

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