エビアン選手権 アマ安田、70の好発進 一時首位 初メジャーも堂々

[ 2019年7月26日 00:59 ]

エビアン選手権第1日 1アンダーでホールアウトし笑顔の安田(撮影・沢田 明徳)
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 米女子ゴルフツアーのメジャー第4戦、エビアン選手権が25日、フランス南東部エビアンのエビアン・リゾートGCで開幕。第1ラウンドが行われ、6人が出場した日本勢はアマチュアの安田佑香(大手前大1年)が4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの1アンダー、70と好発進した。

 安田は1番パー4で右ラフからの第3打を直接放り込んでバーディー発進。これで勢いをつけると4番はミスショットだが第2打がグリーン横のラフで大きく跳ね上がってカップまで1・5メートルに寄せるラッキーな1打もありバーディー。6番も決めて3アンダーとし一時はリーダーボードのトップに立った。だが7番でボギーを叩くと12番ではバンカーショットが大きくオーバーするなどしてダブルボギーとし後退。それでも18番パー5では残り81ヤードからの第3打を「キャディーさんの支持通りの落としどころに運べた」と1・5メートルにつけてバーディー。「明日につながるバーディーだったし、アンダーで回れて良かった」と笑顔を見せた。

 緊張の初メジャーだったが、地元出身でコースを熟知するキャディーのボリス・マメット氏が好サポート。グリーンの芝目などのアドバイスはもちろん、「平常心でいられるように何度もリラックスしろと声をかけた」という。安田も「キャディーさんのおかげで落ち着いてプレーできた。18番のようにグリーンの落としどころなどもいろいろアドバイスされた」と感謝。予選通過が懸かる2日目に向け「自分のベストを尽くして頑張りたい」と意欲を示した。

 横峯さくら(33=エプソン)は3バーディー、3ボギーのイーブンパーの71、畑岡奈紗(20=森ビル)は1バーディー、3ボギーの73。鈴木愛(25=セールスフォース)は14番のトリプルボギーが響き3オーバーの74、比嘉真美子(25=TOYO TIRE)はバーディーなしの5オーバー、76、上原彩子(35=モスバーガー)も10オーバー、81と出遅れた。

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2019年7月25日のニュース