バックスが敵地ボストンで快勝 ホーム・アドバンテージを奪還 アデトクンボ32得点

[ 2019年5月4日 12:19 ]

ゴール下でシュートを狙うバックスのアデトクンボ(AP)
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 NBA東地区準決勝の1試合がボストンで行われ、リーグ最高勝率を収めた1位バックスは123―116(前半55―56)で4位で地元のセルティクスを退けて2勝1敗。ミルウォーキーでの第1戦は落としたが、その後は連勝してホーム・アドバンテージを奪還した。

 今季のシーズンMVP候補、ヤニス・アデトクンボ(24)は5反則を犯しながらも39分の出場で32得点、13リバウンド、8アシスト、3ブロックショット、2スティールと攻守両面で活躍。全得点をすべてペイント内とフリースロー(22本中16本成功)で稼ぎ、インサイドでセルティクスを圧倒した。敵地ボストンでのレギュラーシーズンを含む今季の3試合ではすべて30得点以上(33→30→32)。第2戦まではユーロ・ステップでの動きを読まれ、随時ダブルチームで襲いかかってくるインサイドでの相手ディフェンスに戸惑っていたが、第3戦ではかなりの部分を修正してゲームを支配していた。

 ベンチから出たガードのジョージ・ヒル(32)は29分で21得点、アデトクンボとともに球宴に出場したクリス・ミドルトン(27)は20得点を記録。チーム全体のペイント内の得点で52―24、ベンチスコアで42―16と圧倒して敵地で貴重な白星をもぎとった。

 セルティクスは第4Q途中で最大17点差をつけられながらも、このクオーターで放った16本のフリースローをすべて成功させて食い下がったが、地元の利を生かせずに連敗。29得点のカイリー・アービング(27)を含め6人が2ケタ得点をマークし、フリースローの成功率でもバックスの66・7%に対して93・8%を記録するなどで応戦したが、後半ではリズムをつかめなかった。

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