遼 プレーオフ制し連覇達成「またマスターズの舞台に立ちたい」

[ 2019年4月12日 05:30 ]

 

優勝カップを手に笑顔の石川遼(撮影・沢田 明徳)
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 男子ゴルフのツアー外競技、千葉オープン最終日は11日、千葉・平川CC(7206ヤード、パー72)で行われ、初日首位の石川遼(27=CASIO)は通算7アンダー、137で並んだ木下裕太(32=フリー)とのプレーオフを制して連覇を達成した。今季シニア入りする丸山茂樹(49=セガサミーホールディングス)は5オーバーの44位に終わった。

 最後はプレーオフ3ホール目でバーディーを決める「遼劇場」で、石川が連覇を達成した。初日は8アンダーと伸ばしながら、最終日は別人のようなプレーで1オーバー。「今日はミスもありましたが、昨日できたことが今日はできない。どうしてかな、という気持ちもある」と反省が口をついた。

 昨年はこの大会と岐阜オープンと連勝し、その勢いで国内開幕戦の東建ホームメイトカップで2位となったが「去年よりずっといい状態」と自信ものぞかせる。今季は賞金、平均スコアなど「自分が日本一と思える選手になる」が目標で、来年の4月には「またマスターズの舞台に立ちたい」と話した。


 ▼2位木下裕太 思った以上にいいスコアが出て、プレーオフの心の準備ができていなかったかな。でも試合感、緊張感といい収穫となったので、次はリベンジしたい。(プレーオフで敗れる)



《3年ぶり競技会出場 丸ちゃん44位も充実》 3年ぶりとなる競技会を44位で終えた丸山は「まず2日間やれたのが良かった」と笑顔で振り返った。前半は2アンダーと伸ばしたが、後半は「ブランク、練習不足からバンカーやアプローチがうまくいかない」と42と乱れた。それでもドライバーでは同じ組の深堀をオーバードライブするホールもあり「飛ばすクラブは何とかなっている。右親指も少しずつ良くなっている」とシニアとなる9月を目標に復活へと歩を進める。

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