大坂 自滅で逆転負け、“不敗神話”止まる 世界1位陥落も

[ 2019年3月25日 05:30 ]

テニス マイアミ・オープン ( 2019年3月23日    米マイアミ )

マイアミOP女子シングルス3回戦でポイントを奪われ、しゃがみ込む大坂
Photo By 共同

 女子シングルス3回戦で第1シードの大坂なおみ(21=日清食品)が第27シードの謝淑薇(33=台湾)に6―4、6―7、3―6で敗れた。第1セットを取った試合での連勝が63でストップ。次のツアー出場は4月22日開幕のポルシェ・グランプリ(ドイツ・シュツットガルト)の予定だ。

 痛恨のミスで大坂が流れを失った。第1セットを奪った後の第2セット。5―4で迎えた第10ゲームを30―0とリード。勝利目前の状況で2本連続のダブルフォールトを犯し、自滅。タイブレークの末にこのセットを落とすと、第3セットは2―0から逆転された。第1セットを先取すれば63連勝中だったが、約2年5カ月ぶりに逆転負け。優勝した1月の全豪でも苦しめられた33歳の謝淑薇の老練なプレーに屈した。

 世界ランキング1位になって以降のツアーでは優勝争いに絡めず、今大会後に1位の座から陥落する可能性もある。地元マイアミ開催の大会で早期敗退した大坂は「第2セットで(勝利間近になり)理由は分からないが、感情的になってしまった。まだ未熟だと感じた。この負けを乗り越えられれば」と声を絞り出した。

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2019年3月25日のニュース