原 海外初戦「楽しみながら」上々5差発進

[ 2019年2月15日 05:30 ]

米女子、オーストラリア女子ゴルフツアー共催ISPSハンダ・オーストラリア女子オープン第1日 ( 2019年2月14日    オーストラリア・ザ・グランジGC(6638ヤード、パー72) )

初日、好発進の原(大会広報提供)
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 日本勢は9人が出場し、海外初出場の原英莉花(20=フリー)が3バーディー、1ボギーの2アンダー、70をマーク。3年前の覇者、野村敏京(26=Q CELLS)とともに17位につけた。新垣比菜(20=ダイキン工業)は1オーバーで61位、山口すず夏(18=環境ステーション)は18番で8を叩くなど3オーバー、96位と出遅れた。

 海外初戦は2アンダーの70で、首位と5打差の17位と上々の発進。スタートは緊張したという原だが、笑顔で初日を終えた。

 「最初の1ホールは久々に緊張したが、一打一打を楽しみながらプレーできた。スコアには満足しています」

 前半をイーブンパーで折り返すと、後半11番で右ラフからの6メートルを沈めてスコアを伸ばす。17番でもピン奥6メートルを決めてバーディー。「目がきつかったり、見た目と違って難しい」と振り返りながらも、要所でのパットがさえた。

 初めての米ツアー参戦。日本では身長1メートル73で長身と言われる原だが、「一緒に回っている人が背が高くて脚が長い」と目を丸くした。

 20歳の誕生日を迎える15日の第2ラウンドに向けては「午後スタートで風が強く吹くと思うので、ショットをコントロールできるように練習したい」と気を引き締めた。

 《敏京ダボ「ミス」》2016年大会を制した野村はインから出て4つスコアを伸ばしたが、6番でまさかのダブルボギー。難しいライだったバンカーからのアプローチをミスして、4オン2パットと崩れた。「ショットは普通でパットは良かった。もったいないミスで落としたが、しょうがなかったですね」。復帰戦だった前戦は5位と結果を残しただけに「体は良くなっている。2日目は午後スタート。風も出てくるので頑張ります」と気合を入れ直した。

 ▼61位上原彩子 バーディーチャンスから3パットもあるなど、良くないところもぽろぽろあった。(17、18番で連続ボギー。1オーバー発進)

 ▼96位山口すず夏 バーディーがたくさん取れず最後ももったいなかった。(18番パー4は、バンカーからバンカーに入れるなど8叩く)

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2019年2月15日のニュース