一二三「燃えてきた」 まさか初戦敗退に危機感、出直し誓う!

[ 2019年2月15日 05:30 ]

羽田空港に帰国した柔道男子の阿部
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 柔道男子66キロ級で世界選手権2連覇中の阿部一二三(21=日体大)が14日、柔道グランドスラム(GS)パリ大会を終えて羽田空港に帰国した。初戦の2回戦でマヌエル・ロンバルド(イタリア)に一本負け。初戦敗退は「小学生以来」と振り返り、強靱(きょうじん)な体幹を武器に攻めるスタイルが研究され尽くしていることを痛感。「この試合があったから強くなったと言えるようにしたい」と出直しを誓った。

 敗退後の2日間はパリ郊外のクラブチームを訪れ、関係者の家に泊まる“プチ留学”を経験した。言葉も通じなかったと言うが、「2時間の練習なら、1時間は打ち込みに時間をかけていた。他国の取り組みを見られて、いい経験ができた」と刺激を受けた様子。今年の世界選手権東京大会の代表最終選考会を兼ねる4月の全日本選抜体重別選手権(福岡)へ向けて「危機感はあるけど、燃えてきた」と再出発を期していた。

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2019年2月15日のニュース