松山粘った8差24位 後半本領、巻き返し3バーディー

[ 2019年2月3日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー フェニックス・オープン第2日 ( 2019年2月1日    アリゾナ州スコッツデール=7261ヤード、パー71 )

フェニックス・オープン第2ラウンド、3番でバンカーショットを放つ松山。通算5アンダーで24位
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 27位から出た松山英樹(26=LEXUS)は5バーディー、3ボギーの69で回り、通算5アンダーの137で首位と8打差の24位につけた。前半1オーバー37とスコアを落としながらも、後半3アンダー32と巻き返しに成功した。小平智(29=Admiral)は70で回り通算1アンダーの64位。65と伸ばしたリッキー・ファウラー(30=米国)が、通算13アンダーの129で首位を守った。

 後半の粘りで、上位争いに踏みとどまった。後半9ホールで3アンダーとスコアを伸ばした松山は、開口一番「疲れました」と苦笑いした。

 10番からスタート。いきなり3パットのボギーを叩くと、前半はカラーからも含めて3パットが3度とグリーン上で苦戦した。ティーショットも不安定で「予選落ちも脳裏をかすめた」と振り返る。

 それでも、前週3位と上昇気配の26歳は崩れない。18番で「ここで曲がったら後半はドライバーをもう打たない」と、手にした1Wで332ヤード飛ばしてフェアウエーを捉える。ここでバーディーを奪い、そこからボギーなしの3バーディーと盛り返した。

 首位とは8打差。「今の状態では上に行くのはなかなか難しい」としながらも「ショットの調整ができたらチャンスはあると思う」と上だけを見据えた。これまで2勝を挙げている得意コース。目標を残り2日間で「2桁(アンダー)」に設定し、追い上げを図る。

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2019年2月3日のニュース