阿武咲全勝キープ 師匠の阿武松親方「ちょっとだけ ちょっとだけ」成長した

[ 2019年1月18日 20:48 ]

大相撲初場所6日目 ( 2019年1月18日    両国国技館 )

<初場所・六日目>隠岐の海を押し出しで破った阿武咲(撮影・吉田 剛)
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 平幕の阿武咲が隠岐の海を押し出しで破り、平幕でただ一人全勝を守った。

 師匠の阿武松審判部長(元関脇・益荒雄)は「一生懸命に稽古するようになりました。その辺が成長したところ。ちょっとだけですよ。ちょっとだけ」と厳しい師匠らしく同じ言葉を繰り返した。

 今場所は稀勢の里が引退し、栃ノ心が5日目から休場。他の2人の大関の成績が振るわないうえに、この日から鶴竜も休場と上位陣の不振が目立つ。

 一人横綱となった白鵬は調子を上げてきたが、平幕で初日から連勝してた魁聖と小結の御嶽海も敗れるなど波乱が続いている。優勝争いを盛り上げるためにも阿武咲にかかる期待は高まる。八角理事長(元横綱・北勝海)は「今場所はいいと思うよ。基本の押す力がついている。積み重ねだろうね。押し相撲の人は年間を通して稽古ができていないと駄目だからね」とその成長を認めていた。

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2019年1月18日のニュース