貴景勝4発突き!万全連勝も切り替え「初日の気持ちで」

[ 2019年1月15日 05:30 ]

大相撲初場所2日目   ○貴景勝-松鳳山● ( 2019年1月14日    両国国技館 )

松鳳山(右)を押し出す貴景勝(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 新関脇が万全の相撲で連勝発進だ。立ち合いで松鳳山に張り手を食らった貴景勝だが、動じずに真っすぐ当たって上体を起こすと、4発突いて快勝した。初日に増して力強い姿を見せつけ「自分の相撲を取り切ろうと思った。感覚としては前に押し切れた」とうなずいた。

 上体に柔らかさがある初日の正代とは違い、松鳳山はスピードが武器。最後の対戦となった昨年春場所は敗れており、「タイプが違うので、脳をリセットしていこう」とモードを切り替えた。張り手にも「そこで顔をそむけず気持ちで負けないように」と相手の動きをしっかり確認。「的確にしっかりと自分の攻撃をしていこう」と相手の長所をつぶし、白星につなげた。

 優勝した先場所と同じように序盤から安定した内容だ。3日目は玉鷲との関脇戦。「勝ち負けで判断すると墓穴を掘る。勝負が終わったら初日の気持ちでいこうと思います」と切り替えは早かった。

続きを表示

2019年1月15日のニュース