稀勢の里 横綱ワースト更新8連敗 初日から3連敗でいよいよ崖っ縁

[ 2019年1月15日 17:50 ]

<大相撲初場所3日目>栃煌山(右)に寄り切りで敗れた稀勢の里(撮影・島崎忠彦)
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 大相撲初場所3日目は15日、東京・両国国技館で行われ、今場所に進退が懸かる横綱・稀勢の里(32=田子ノ浦部屋)は平幕の栃煌山(31=春日野部屋)に寄り切りで敗れて初日から3連敗。昨年秋場所千秋楽から8連敗(不戦敗を除く)となり、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降では横綱のワースト記録を更新した。

 稀勢の里はあっさりもろ差しを許すと左に振られ、そのまま力なく寄り切られた。

 今場所は初日に小結・御嶽海(26=出羽ノ海部屋)に押し出されて黒星を喫すると、2日目には平幕・逸ノ城(25=湊部屋)にはたき込みで敗れて2連敗。立ち合いで呼吸が合わず4度目でようやく立ったが、押し切れずにはたき込みに屈した。

 この日は報道陣に非公開で朝稽古を行い、3日目の取組に備えた稀勢の里。しかし、白星を待ち望むファンの期待に応えられず、いよいよ後がない状況に追い込まれた。

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