羽生 全日本選手権欠場「出場できず非常に悔しく思う」 実績で世界選手権出場か

[ 2018年12月13日 17:08 ]

全日本選手権を欠場することになった羽生結弦
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 日本スケート連盟は13日、11月のフィギュアスケートのGPシリーズ・ロシア杯で右足首のじん帯を損傷し、GPファイナルを欠場した羽生結弦(24=ANA)が全日本選手権(21日開幕、大阪)を欠場することを発表した。

 羽生は連盟を通じ、「ロシア大会から心配してくださっている方々に深く感謝申し上げます。全日本選手権に向けできることを尽くしていましたが、出場することができず非常に悔しく思います。今後、どうなるかわかりませんが、1日でも早く痛みや制限がなくなり、競技に復帰できるよう努めてまいります」とコメントを発表した。

 羽生の診断名は右足関節外側靭帯損傷、三角靭帯損傷、右腓骨筋腱部分損傷。3週間の安静固定、その後リハビリ加療に約1カ月を要する見込みとされる。無念の3年連続全日本選手権欠場となった。

 羽生は11月のフィギュアスケートのGPシリーズ・ロシア杯で右足首のじん帯を損傷し、GPファイナルも欠場していた。

 全日本選手権は来年3月の世界選手権(埼玉)代表最終選考会を兼ねるが、世界選手権で3位以内に入った実績のある選手がケガなどを理由に欠場する場合は、世界選手権での状態を見通して選考する特例がある。

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2018年12月13日のニュース