内村、世界選手権個人総合出場を断念「悔しいけど、この状態でやっても…」

[ 2018年10月22日 19:17 ]

公式練習で右足のストレッチをする内村航平
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 体操男子個人総合で五輪2連覇を成し遂げた内村航平(リンガーハット)が22日、右足首故障の影響のため、代表に選ばれている世界選手権(25日開幕・ドーハ)で全6種目を演技する個人総合出場を断念することを明らかにした。予選では最大で床運動と跳馬を除いた4種目になる見通し。

 内村は22日、会場練習で痛みが残るため、床運動と跳馬を演技せず「悔しいけど、この状態でやってもすっきりしない」と語った。昨年は予選で左足首負傷のために途中棄権し、個人総合の連覇が6で止まった。

 内村は5月のNHK杯で10連覇して世界選手権代表入りを果たしたが、9月25日に跳馬の練習で右足首を痛め、前距腓靱帯損傷と診断された。

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