秋場所 新たなファンサービス キッズコーナー約5倍の広さに 記念撮影コーナーに3種類の新フレーム

[ 2018年9月7日 21:40 ]

両国国技館に新設されたキッズコーナーをアピールする日本相撲協会の芝田山広報部長
Photo By 共同

 日本相撲協会は大相撲秋場所(9日初日、両国国技館)で新たなファンサービスを企画し、7日に報道陣に公開した。

 国技館地下1階の大広間前に設置されていたキッズコーナーはバージョンアップする。夏休みに銀座三越で開催されて人気を博したイベント「リトルツリーパーク」を手がけたリトルツリーの協力で、大広間の中に相撲仕様としてリニューアル。これまでの約5倍の広さになっており、木製のおもちゃなどもあり、授乳室も併設されている。モニターで取組も放映。総合企画部長も務める芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「次の世代を担う子供たちと、ぜひ一緒に相撲を見ていただきたい」とアピールした。

 記念撮影コーナーでは、「横綱・大関フレーム」「御嶽海とハグフレーム」「阿炎と突っ張りフレーム」が新登場。また、国技館内の相撲博物館、国技館に隣接する両国広小路で開催される「Oh!!相撲市」では、新たに錦絵や3横綱3大関らの写真が印刷されたはがきを1枚150円で販売する。

 相撲観戦を和装で楽しむ「和装day」は秋場所2日目の10日、9日目の17日に開催され、和装での来場者への特典として、今回は横綱・大関のしこ名やイラストが入った相撲協会オリジナルの反物でつくった「巾着袋」を用意。各日先着300人へのプレゼントとなる。

 横綱・稀勢の里が4場所ぶりに出場し、関脇・御嶽海が大関獲りに挑むなど、土俵上の見どころが多い秋場所だが、来場者には土俵以外にも楽しめる催しが盛りだくさんだ。

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2018年9月7日のニュース