豪州移籍の比江島慎「外国人選手として結果が求められる 責任と自覚を持って」

[ 2018年8月3日 15:52 ]

豪州のクラブ移籍が決まったバスケット男子日本代表の比江島慎
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 バスケットボール男子日本代表で、オーストラリアのブリスベン・ブレッツへの移籍が決まった比江島慎(27)が都内で会見し、「アジア人枠で行くので、外国人選手として結果が求められる。責任と自覚を持ってプレーしたい」と意気込みを語った。

 比江島は昨季のレギュラーシーズンMVPを獲得したシューティングガード。以前から海外移籍を模索していたが、今オフは1チーム3人の外国人枠とは別に1人のアジア枠ができたオーストラリア・リーグを移籍先の候補に絞っていた。W杯アジア予選オーストラリア戦での活躍も認められて移籍が実現し「この年齢なので、ラストチャンスだと思っていた。まさか行けると思っていなかったので、素直にうれしい」と語った。

 比江島は先月19日に5シーズン在籍した三河から栃木への移籍を発表。栃木は海外移籍のサポートを約束していた。その後、ブレッツとの交渉がまとまり、26日にサインしたという。

 オーストラリアのリーグは10月11日に開幕する。来年2月中旬に終了するリーグ戦でプレーオフ進出を逃した場合は3月からBリーグ・栃木でプレーすることが濃厚だ。「栃木のファンには申し訳ないと思っている。帰った時には成長した姿をお見せしたい」と語った。

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2018年8月3日のニュース