横審・宮田委員 稀勢の里“復帰場所”で期待するのは「優勝しかない」

[ 2018年7月23日 19:52 ]

横綱・稀勢の里
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 日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が23日、東京・墨田区の両国国技館で開かれ、8場所連続休場した横綱・稀勢の里(田子ノ浦部屋)について、初めて「激励」などを議論したが最終的には見送られた。横審は内規で「激励」「注意」「引退勧告等」をすることが可能である。

 秋場所に出場する意向を示している和製横綱の考えを尊重する裁定だった。文化庁長官の宮田亮平委員は取材に応じ、「次の場所に出て、やはり期待に応えられる仕事をしてもらえるように」と話し、“仕事”の意味を問われると「やはり優勝しかない」と言い切った。ただ、稀勢の里が秋場所は必ず出場すべきかについては「必ずという言葉は(会合では)ありませんでした」と答えた。

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2018年7月23日のニュース