日本女子 3連勝で決勝T進出、失ゲーム0に佳純「たまたま」

[ 2018年5月1日 05:30 ]

卓球 世界選手権団体戦第2日 ( 2018年4月30日    スウェーデン・ハルムスタード )

世界卓球団体戦第2日 女子1次リーグのハンガリー戦でポイントを奪いガッツポーズする平野
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 日本女子は1次リーグB組第3戦で伊藤美誠(17=スターツ)、石川佳純(25=全農)、平野美宇(18=日本生命)がそれぞれストレート勝ちしハンガリーを3―0で撃破。3連勝で同組3位以内が確定し、決勝トーナメント進出が決まった。日本男子はC組第2戦でベラルーシを3―0で下し、2連勝とした。

 女子の日本はハンガリーを寄せ付けなかった。ここまで1ゲームも失わずに3連勝。主将の石川は「勝てばいいという気持ちでやっている。たまたま」と気にしないが、雰囲気は明るい。

 3戦連続で1番手を務めた伊藤がテンポよく攻め、石川も快勝で続いた。平野はやや競ったが、最後は勢いよくロングサーブを決めて締めた。「少しひやっとしたが、最後に勝てればいいので、その辺は良かった」と笑顔で話した。

 日本の実力はB組で抜けており、初日に続き、ハンガリーもあえて主力級を外して日本戦以外に注力している様子だ。次戦は1次リーグで最も強敵とみられるオーストリアが相手。伊藤は「もっと苦しい展開になるという想定は、絶対にしておかないと」と気持ちを引き締めた。

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2018年5月1日のニュース