セルティクス、キャブスにドラ2巡目指名権を追加で放出 大型トレードようやく成立

[ 2017年8月31日 13:46 ]

キャバリアーズからセルティクスへのトレードが正式に決まったアービング(AP)
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 NBAキャバリアーズとセルティクスの間でいったん合意に達しながら“差し戻し”となっていた大型トレードが交渉期限の前日となった30日にようやく成立した。

 キャバリアーズのカイリー・アービング(25歳)の移籍志願に端を発したこのトレードは8月22日にいったん合意に達していたが、セルティクスから交換要員となっていたアイゼイア・トーマス(28歳)が抱える故障にキャバリアーズが疑念を抱いたために再交渉がスタート。結局、セルティクスは当初の交換要員だったトーマスと、ジェイ・クラウダー(27歳)、アンテ・ジジッチ(20歳)、来年のドラフト1巡目指名権に加え、2020年の2巡目指名権を最終的に加える形でアービングを獲得することになった。

 キャバリアーズはすでに昨季ニックスに在籍したデリック・ローズ(28歳)を獲得しており、アービングは不在となったものの実績のある2人のポイントガードが加入。ただしブルズ時代にシーズンMVPとなったローズにはたび重なった脚の故障による能力の低下、昨季リーグ3位の28・9得点を挙げたトーマスには昨季プレーオフで痛めた右臀部(でんぶ)への不安といった問題を抱えている。

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2017年8月31日のニュース