ブラウンズ、主力ＣＢヘイデンを電撃解雇　直後に開幕戦の相手が獲得

ブラウンズを解雇されたあとスティーラーズと契約したヘイデン（ＡＰ）
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　ＮＦＬブラウンズが３０日、主力コーナーバック（ＣＢ）で２０１４年に５年６７５０万ドル（約７４億３０００万円）で契約を交わしていたジョー・ヘイデン（２８歳）を解雇。その数時間後に、９月１０日の開幕戦でブラウンズと対戦するスティーラーズが３年２７００万ドル（約２９億７０００万円）で契約を締結した。

　ヘイデンはフロリダ大時代に全米王座獲得に貢献。２０１０年のドラフトで全体７番目にブラウンズに指名されてＮＦＬ入りを果たした。プロボウルには２回出場。しかし故障が多く、ここ２シーズンの出場試合数は１８試合にとどまっていた。ブラウンズとの契約では今季年俸は１１１０万ドル（約１２億２０００万円）だったが、チーム側は採算面を重視。ヘイデンを交換要員にしてトレードを画策していたがうまくいかず結局、解雇に踏み切った。

　一方、スーパーボウル進出を狙うスティーラーズは昨季パス守備でリーグ１６位と低迷。同じＡＦＣには王者ペイトリオッツがいるだけに、能力のあるＣＢ補強が急務だった。