ボルダリングW杯年間王者・楢崎 高さ競う「リード」にも意欲

[ 2017年1月24日 05:30 ]

 20年東京五輪の追加種目となったスポーツクライミングの有力選手が都内で会見し、ボルダリング男子の世界選手権金メダリストでW杯年間王者の楢崎智亜(20=栃木県連盟)は「自分が成長していくことだけを考えたい」とした上で、今季はリードでも「W杯に出ようと思う」と意欲を示した。

 東京五輪は登り切った課題の数を競う「ボルダリング」、制限時間内に到達した高さを競う「リード」、登る速さを競う「スピード」の複合種目で行われる。日本勢はボルダリングに比べるとリードの力がやや落ちる。女子の野口啓代(27=茨城県連盟)は昨季はリードでもW杯に2試合出場。「今季はもっと(リードの)試合数を増やしたい」と意気込んだ。

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2017年1月24日のニュース