中学男子は宝泉研輝、女子は鶴瀬華月が初優勝

[ 2016年10月14日 05:30 ]

スポニチ主催平成28年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会・東北中学校ゴルフ選手権秋季大会第1日 ( 2016年10月13日    福島県棚倉町 棚倉田舎倶楽部=高校・中学男子6994ヤード、パー71 高校・中学女子6046ヤード、パー72 )

優勝した鶴瀬華月と宝泉研輝
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 中学男子は昨年2位の宝泉研輝(げんき、宮城・高森2年)が4オーバーの75で、女子は昨年3位の鶴瀬華月(宮城・南吉成2年)が2オーバーの74で、それぞれ初優勝した。後日出場枠が決まる全国大会は、来年3月に滋賀県甲賀市のダイヤモンド滋賀カントリークラブで行われる。2日間で争われる高校の部では、男子は古川龍之介(福島・学法石川1年)が5アンダーの66、女子は小林千夏(学法石川1年)と竹本梨奈(宮城・東北1年)が2アンダーの70で、それぞれ首位に立った。

 堅実なプレーを見せ中学男子で優勝した宝泉は「バーディーはなかったが、パーオン(率)が良かった」と振り返った。昨年もこの大会で2位となり全国に出場。夏の日本ジュニア選手権にも出場したが、全国の壁にはね返されており「表彰台を目指します」と力を込めた。11月には米ハワイ州代表との対抗戦、アジア・パシフィック・ジュニアカップ(宮崎)に日本代表として出場。フィル・ミケルソンに憧れる14歳は「いい経験なので頑張りたい」と抱負を口にした。

 昨年は中学女子3位で全国切符(2位まで)を逃した鶴瀬は「優勝できてうれしい」と笑顔を見せた。この日は前半のインは1アンダーで回ったが後半のアウトで失速し「緊張して焦ってしまった」としきりに反省。来春の全国大会に向けては「ショートゲームに対応できるように」と話した。メジャーを制覇した畑岡奈紗らジュニア世代の躍進が著しいが「刺激を受けています。大きな舞台で活躍できるよう頑張りたい」と目を輝かせた。

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2016年10月14日のニュース