松田丈志、国体で現役を引退「ブラジルは遠いから、最後に日本でもう一度」

[ 2016年9月2日 12:37 ]

 リオデジャネイロ五輪の競泳男子800メートルリレーで銅メダルに輝いた松田丈志選手(32)=セガサミー=が2日、宮崎県の河野俊嗣知事を表敬訪問し、9日に行われる岩手国体の400メートル自由形出場を最後に、現役を引退することを表明した。12日に東京都内で記者会見を開く。

 知事表敬後に取材に応じ「どういう場で締めくくるか、半年前から考えていた」と打ち明けた。国体を引退の場に選んだ理由を「ブラジルは遠いですから。日本国内のみんなに、もう一度自分の泳ぎを見てもらいたかった」と晴れやかな表情で説明した。

 宮崎県出身。五輪は2004年アテネ大会から4大会連続で出場し、08年北京、12年ロンドン五輪の200メートルバタフライで2大会連続の銅メダル。ロンドン五輪の400メートルメドレーリレーでは銀メダル獲得に貢献した。

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