池江　３個目日本新！１００Ｍ自由形０秒１９更新「自信になった」

池江璃花子

　競泳女子のリオデジャネイロ五輪代表で、東京・淑徳巣鴨高１年の池江璃花子（ルネサンス亀戸）が２６日、東京辰巳国際水泳場で行われた東京都高校選手権の１００メートル自由形で５３秒６９の日本新記録をマークして優勝した。４月の日本選手権で内田美希（東洋大）が出した５３秒８８を０秒１９も更新。１５歳の池江が持つ日本記録は５０メートル自由形、１００メートルバタフライと合わせて３個目となった。

　池江は欧州遠征から２３日に帰国したばかりだが、「バルセロナでいいタイムが出て自信になった」と語っていた通りの泳ぎを見せた。村上コーチは「まだまだ行きます。５３秒５までは楽に出る」と伸びしろに期待。１００メートル自由形は日本選手権では派遣標準記録を突破できなかったが、五輪ではエントリーする可能性もある。今後は７月９日開幕の三重県選手権で最後の実戦に臨み、ブラジル・サンパウロでの調整を経てリオに向かう。