田中ら“復興スクラム”熊本益城町の小学校を訪問

[ 2016年6月2日 05:30 ]

益城町を訪問したラグビー日本代表の畠山はタオルをプレゼント

 ラグビー日本代表のSH田中史朗(31=パナソニック)、PR畠山健介(30=サントリー)、元日本代表主将の広瀬俊朗氏(34)が1日、熊本地震で被災した熊本県益城町の益城中央小学校を訪れ、小学5、6年の児童146人とラグビー教室などで触れ合った。

 スーパーラグビーのハイランダーズ(ニュージーランド)に期限付き移籍中の田中は、31日に代表活動のため帰国したばかり。「崩れた家など町並みを見て不安になったが、子供たちの笑顔を見て安心した。楽しんでラグビーができた」と振り返った。宮城県気仙沼市出身で11年の東日本大震災で実家が被災した畠山は「まだ行けてない地域もあるので、どんどん声を掛けてもらいたい。一緒に戦っていければ」と語った。19年W杯日本大会では熊本市のうまかな・よかなスタジアムも会場となっている。畠山は復興への願いを込め「W杯直前にテストマッチを組むのも可能じゃないかな」と思いを口にした。

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