サンウルブズ“日本流”で勝つ!27日SR開幕戦

[ 2016年2月26日 05:30 ]

ラインアウトで細田を持ち上げる垣永

 世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」に今季から参戦するサンウルブズは25日、あす27日に行われる開幕初戦のライオンズ戦(秩父宮)の登録メンバー23人を発表した。栄えある先発メンバーに選ばれたプロップ垣永真之介(24=サントリー)は「新しい気持ち、新しい挑戦にうれしく思う。結果が出ればいい」と意気込んだ。

 実母の死去でニュージーランド帰国中のマーク・ハメット・ヘッドコーチ(HC)、選手らは異口同音に「セットプレーが鍵を握る」と話す。スクラムで最重要ポジションの右最前列で巨漢の南アフリカ勢と対じする垣永は「向こうは高くパワーで来るチームで、こっちは低くまとまって組むチーム。相性は悪くない。そこでどれだけできるか」と分析。昨年のW杯で南アフリカを破ったジャパン流のスクラムスキルで、相手に対抗する考えだ。

 同ポジションで昨年のW杯メンバーだった畠山と山下は、海外チームでのプレーを選択。SRチーフス入りした山下も開幕先発入りが決まり「凄いと思う。僕はここの3番を守りきる」と気合。19年W杯に向けた代表争いに勝つためにも、サンウルブズの3番は譲れない。

続きを表示

2016年2月26日のニュース