琴奨菊 横綱昇進したら土俵入りは「不知火型」示唆、先代を踏襲

[ 2016年2月16日 17:55 ]

日本記者クラブで会見、笑顔を見せる琴奨菊
Photo By スポニチ

 大相撲の初場所で初優勝を飾った大関・琴奨菊が16日、都内の日本記者クラブで会見を行い、横綱昇進を果たした折には「不知火型」の土俵入りを披露する意向を示唆した。

 先代師匠(元横綱・琴桜)が現役時代に披露していたのは不知火型だったが、雲龍型の名前の元になっているとされる第10代横綱・雲龍久吉は自身の地元である福岡県柳川出身の英雄。会見の質問で「話が先走るかもしれませんが、横綱になった暁には土俵入りの型は不知火型か雲龍型かどちらに関心があるのか?」と問われると「今後、頑張ってそうなった暁には…、本当に難しいところなんですが…」と困った表情を浮かべた。

 それでも、優しい性格を持つ大関だけに「まぁ…私を見つけてくれた先代の(不知火型)なのかな。まあ、なれるようにまず頑張ります!」と本音を隠すことはなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2016年2月16日のニュース