フリッツ満足感「素晴らしい経験」錦織は「練習の時とは違った」

[ 2016年2月16日 05:30 ]

メンフィス・オープン4連覇を達成し、“ギター・トロフィー”を抱えてポーズをとる錦織圭と準優勝のテイラー・フリッツ(AP)

メンフィス・オープン決勝 フリッツ4―6、4―6錦織

(2月14日 米テネシー州メンフィス)
 ツアーわずか3戦目で決勝の舞台に立ったフリッツは持てる力を出し切った。「素晴らしい経験ができた1週間。凄く自信になった」と準優勝にも満足感を漂わせた。

 持ち味のパワフルさを発揮したが、開始直後の勢いを保てなかった。「ケイは最初は不安定でミスもあったけど数ゲームでプレーが良くなり、ボールも重くなった」。昨年の全米オープン・ジュニアを制した米国期待のホープ。錦織のオフの練習パートナーも務めているが「練習の時とは違った」とトップ選手の本領を味わった。それでも米国選手として18歳でのツアー決勝進出は過去30年にアガシ、チャン、ロディック、サンプラスのレジェンドしかなし得ていない快挙。「もっと体を鍛えて、このレベルで戦い続けたい」とさらなる活躍を誓った。

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2016年2月16日のニュース