セルティクス キャブス退け3連勝、ブラドリーが劇的逆転3P

[ 2016年2月6日 18:16 ]

3点シュートによるブザービーターを決めたセルティクスのブラドリー(中央)(AP)

 NBAは5日に各地で10試合を行い、セルティクスは敵地クリーブランドで東地区全体首位のキャバリアーズを104―103(前半43―49)で退けて3連勝で30勝22敗。第4Q残り18秒で5点を追う展開だったがジェイ・クラウダー(25)の3点シュートとエバン・ターナー(27)のシュートで粘り、残り4秒からのプレーでエイブリー・ブラドリー(25)が3点シュートによるブザービーターを決めて試合をひっくり返した。

 キャバリアーズは連敗で35勝14敗。最後の場面ではJ・R・スミス(30)が、シュートを決めたターナーに対して反則をしていなければマイボールのスローインとなったはずだが、これで流れが逆転。ターナーが外したフリースローはレブロン・ジェームズ(31)の手に触れてコートの外に出たと判断されて、セルティクスのボールとなった。この日はここまでチームで重要な仕事をしていたフォワードのケビン・ラブ(27)が相手選手と接触した際に左脚を痛めて退場。ジェームズは30得点を挙げたものの、故障とケアレスミスで白星を1つ失ったような試合になった。

 スパーズは敵地ダラスでマーベリクスを116―90(前半62―26)で下して3連勝。球宴にファン投票で選出されたカワイ・レナード(24)が23得点を稼ぎ、50戦消化時点の42勝はチームのタイ記録となった。

 マーベリクスは28勝25敗。ホームでの試合にもかかわらず精彩を欠き、前半でつけられた36点差はチーム・ワースト記録となった。

 ブルズは敵地デンバーでナゲッツに110―115(前半57―55)で敗れて27勝22敗。球宴に選出されているジミー・バトラー(26)が前半だけで19得点を挙げながら、第2Q終了間際に左膝を痛めて退場するというアクシデントに見舞われた。デリック・ローズ(27)が30得点を稼ぎ第3Qは32―18と優位に立ったが、パウ・ガソル(35)も左手の故障で欠いているとあって詰めが甘く、第4Qは21―42と圧倒されて苦杯を喫した。

 ナゲッツは20勝31敗。ダニロ・ガリナリ(27)が33得点、新人ガードのエマニュエル・ムディエイ(19)が22得点をマークし、デンバーでのこのカードでは9連勝を飾った。

 ヒートは敵地シャーロットでホーネッツを98―95(前半47―47)で退けて29勝22敗。ここ7戦で6勝目を挙げた。センターのハッサン・ホワイトサイド(26)は10得点10リバウンド10ブロックショットという“ミニマム・サイズ”でトリプルダブル(自身4回目)を達成。ドウェイン・ウェイド(34)は22得点、クリス・ボッシュ(31)は20得点と球宴出場のベテラン・コンビも奮闘した。

 ホーネッツは勝率5割復帰を逃して24勝26敗。マービン・ウィリアムス(29)が27得点をマークしたものの、最後はケンバ・ウォーカー(25)がウェイドにボールをスティールされて勝機を逃した。

 <その他の結果>クリッパーズ(33勝17敗)107―93マジック(21勝28敗)、ウィザーズ(22勝26敗)106―94 76ers(7勝43敗)、ホークス(30勝22敗)102―96ペイサーズ(26勝24敗)、ネッツ(13勝38敗)128―119キングス(21勝29敗)、グリズリーズ(30勝20敗)91―85ニックス(23勝30敗)、ジャズ(24勝25敗)84―81バックス(20勝32敗)

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