錦織リオ五輪「メダル獲る」 3度目挑戦で精神面成長見せる

[ 2015年11月26日 05:30 ]

イベントに参加した錦織(左)と石川佳純(右)は松岡修造のおどけた表情とポーズに笑顔を見せる

 男子テニス世界ランキング8位の錦織圭(25=日清食品)が五輪でのメダル奪取に自信を示した。25日に都内で行われたスポンサー契約を結ぶ「P&G」の会見に、卓球女子の石川佳純(22=全農)とともに出席。来年8月に迫ったリオデジャネイロ五輪について「メダルを獲れる位置にいるし、獲りたい気持ちも大きくある」と語った。

 リオ五輪のテニスは64人のトーナメントで争われ、来年6月6日の世界ランキング上位選手に出場権が付与される。すでに錦織の出場は確実な状況だ。初出場だった08年北京五輪は初戦で敗れ、12年ロンドン五輪はベスト8まで進んだ。ツアーではすでにトップ10に定着し、3度目の五輪はメダル獲得を見据えている。「期待されて当たり前。プレッシャーもうまく力に変えられる」と精神的なタフさも身についている。

 テニス界で4大大会に勝るタイトルはなく、ランキングポイントで言えば五輪金メダルは750点。1000点のマスターズ大会にも劣る。それでも錦織は「五輪は日本中が注目する。たくさんの方に見てもらうチャンス」と気持ちのこもった言葉を並べた。

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2015年11月26日のニュース